受験を体験されたご父母の方から《7》次女の受験

次女の受験
2人目の受験ということで、1人目よりも楽に出来るのではと思い臨みましたが、次女はアトピーがあり、幼い頃から何か困ったことがあると「痒い」と言って逃げ道を作ってまいりましたので、まず精神面を鍛えることから始めなければならず、長女とは違うスタートとなりました。2人目ですので大手塾に行く選択もございましたが、幼い頃から見て下さっている黒田先生だからこそ次女の弱い点も知って下さっているため、迷わずお願い致しました。
今考えますと、ここまで娘の心構えが変わることは、本人にとりましても今後の人生におきましても、このような受験がなければいつまでも逃げてしまう気持ちを小学校生活に入ってからも持ち続けてしまったのではないかと思います。娘の長所・短所を見極め、伸びる時期また停滞する時期を辛抱し、待ちながら子供それぞれの資質を伸ばして下さる先生のお力は素晴らしく、大変感謝しております。
長女は早生まれでしたので、少しでも理解できるようにとありとあらゆる知育玩具を与え、つきっきりで遊んでいたものの、次女は長女の受験の忙しさから幼い頃にパズルや積み木、ブロックなどに取り組まなかったからなのか、長女の時と同じやり方では理解できないことが多々ありました。例えば「同じ容器に同じ水が入っています。それぞれ違う容器に移し替えた時に、どちらが多いでしょうか」
という問題に、「最初に入っていたお水の量が同じだから入れ替えて高さが違っても同じ量なのよ」と言ってもわからないため、突き詰めてゆくと「ママ、量ってなあに?」とガクッという答えが返ってくる、ということが多々あり、その都度噛み砕いて根気強く教えてまいりました。大人から見れば当たり前のことも子供にとって分からないことはたくさんありますので、理解の出来ない問題は具体物を使ったり、突き詰めて教えてあげると良いと思います。また、車の中など少しでも時間のある時は、数の出し入れ・記憶問題・他の車のナンバープレートを見てすぐに逆に言わせてみたり、病院や姉のお稽古の待ち時間も、私がノートに問題を作り日頃のペーパーとは違いゲーム感覚で楽しんで取り組むことをしました。
年長になり子供なりに受験を意識し始めると「私もお姉ちゃまの学校に行きたい」という思いが強くなり、また周りからは「お姉ちゃまが通われているからいいわね」と言われ、長女の時とは比べられないプレッシャーを感じました。学校の歴史に関わるものには全て目を通し、卒業生に翔訳家の松岡花子さんという方がいらっしゃるのですが、その方の著書である「赤毛のアン」をはじめ「アンのゆりかご」などを読み、学校のことをより多く知り、長女が在籍しているからこそ聞かれても困らないように面接・願書対策をしてまいりました。そのため他校にはなかなか目が行かず、最後になって慌ててしまった面では先生にご迷惑をお掛けしました。
姉妹の場合は必ず他校の面接の時に「なぜ別々の学校を受験されるのですか」という質問をされます。その時に困らないように子供の性格と学校の一致点を用意し、学校の先生方に納得していただける内容を黒田先生にも考えていただいたりと、願書や面接でアピールすることに一番苦労しました。ある学校では「別々の学校を選ぶにあたり、お子さん達はどのように思っていますか」と聞かれ、親の意見は用意してきたものの子供達の思いを聞かれ、ドキッとしたこともございました。
黒田先生にお世話になりました1人目の娘は今小学校4年生でございますが、新1年生になったばかりの頃はとても出来がよく、秋桜会で難問がわからず悩んでいる長女を見て、受験はここまで頑張らないと受からないのかしらと悩んだ時期もございましたが、受験を終えて小学1年生・2年生・3年生と学年が上がるにつれて、子供の記憶力と判断力はとても早く、受験だけではない先を見据えた学習が出来ていたのではないか、と今振り返ってみるとつくづく感じております。大変な時期・辛い時期がこれからたくさんあるかと思いますが、黒田先生のお力とお人柄を信じて受験に向かえば、達成感と共に必ず結果もついてくるのではないかと思います。
学校選びは一番大切なことで、その学校の教育方針のもと各学校のカラーに子供が育ってゆくこと・染まってゆくことを考えた上で、家庭の方針と子供の性格を見極め、手塩に掛けて育ててこられたお子様に一番合った学校を選ぶことが出来るように、今一度原点に立ち返って考えていただきたいと思います。また、それぞれの学校におきましても問題の傾向が様々で、単に同じ様に学習してゆくのは少々不安に思う場合もありますが、黒田先生のお教えはどの学校におきましても対応できるように導いて下さり、難関校を1人何校も合格いただける実力をつけて下さいます。先生に御相談されながら頑張っていただきたいと思います。努力は必ず報われます。信じることを忘れずに合格を勝ち取って下さい。