私が秋桜会に入会したのは年長の2月でした。それまでも一年間他の個人塾に通っていましたが、娘の成績が伸び悩んでいた頃、黒田先生と出会いました。初めて授業に参加し、マザーリングに出席して、黒田先生の指導の的確さに目からウロコの思いでした。
小学校受験の様々な出題分野に関して、全てやり方を徹底させて子供たちに指導し、母親に対しては、自分の子供の弱い所、家庭での学習の仕方、今どのくらいできなければならないか、などを単刀直入に伝えて頂き、その素晴らしいご指導にすぐ入会を決めました。
しかし、受験まであと9ヶ月。勉強に関して解き方が身についていないのはもちろんのこと、常識も頭に入っておらず、語いも少ない。早生まれで追い付けない部分と、下の子が0才で手のかかる時期・・・。ハンデとなることは山積みで、他のお友達との差は歴然という状態でした。あと9ヶ月。だけど、まだ9ヶ月もあると気持ちを切り替えて家族の奮闘の日々が始まりました。
入会当初は授業についていくのがやっとのことで、週2回3時間のペースに慣れるのが精一杯でした。2ヶ月ほどたち、娘が精神的にも落ち着いてきた頃、家庭学習もきちんとやろうと思い、4月より朝の勉強を習慣としました。朝7時に起き、30分で朝食と身支度を整え、7時30分から8時30分までの一時間、「さあ、朝勉やろう!」と取り組むこと。4月1日から考査の日まで、この朝勉だけは一日も欠かしませんでした。
最初はお教室で頂くペーパーをこなすだけでしたが、次第に娘の弱点、苦手ポイントが見えてきて、そこを重点的におさえていくことになりました。そうはいっても目覚ましく成績が伸びる、ということもなく・・・。夏休みを迎えました。
この夏休みが母と子にとっては修羅場でもあり、飛躍の時でもありました。朝7時30分から11時30分、昼食をはさみ、1時30分から5時30分というタイムスケジュールで学習をしていました。一日8時間のうち、ペーパーだけでなく、工作、お絵描き、箸つかみ、紐通し、リボン結び・・・。何でもやり、必ず30分だけでも外に出て、思いきり体を動かしました。
朝から晩まで母と共に過ごし、一日8時間の勉強を課せられた娘は相当辛かったと思います。しかし、秋桜会の夏期講習に行く度に娘は先生に大いに褒めて頂いて帰ってきて、どうにか心のバランスを取ることができていたのだと思います。褒めること、励ますことが苦手な私はついつい娘を追い込んでしまっていたのですが、先生はそれを全部見抜いて、私に足りない分、娘を励まし奮い立たせて下さったのだと本当に感謝の思いで一杯です。
9月からは起床時間を6時に早め、さらに朝の勉強の時間を増やすと共に、実際の考査時間に万全の体調で臨めるよう生活のリズムを整えていきました。実際は9月は願書書き、10月は事前面接に追われ、親としても慌ただしい日々を送ることになり、あとは娘の体調管理だけ気をつけて過ごしました。
そうして迎えた考査当日。朝早く黒田先生が学校の近くまで来て下さり、娘を抱きしめ「大丈夫、頑張ってきてね。行ってらっしゃい!」と言葉を下さったことが娘にとっては何よりの力になったと思います。本当にありがとうございました。









